会期は、2014年7月19日(土)~9月23日(火・祝) の間。
場所は「幕張メッセ 国際展示場10・11ホール」ということで、最寄りのJR海浜幕張駅からは徒歩5分と、ちょっと離れています。猛暑の中をトコトコ歩いて行きました。
すぐにノドが乾くので、飲み物を持参されることをオススメします。
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▼SPACE EXPO 宇宙博 2014 | NASA・JAXAの挑戦[公式サイト]
まずはじめに、圧巻の映像美を誇る「8Kテレビ」でスペースシャトルが発射される模様のオープニング映像を観ます。(これは撮影NGでした)
そして「スペースシャトルの廊下を模した」という通路を通り、中に入っていきます。すでにワクワクが止まりません。
次は「DREAMERS(宇宙を夢見た人たち)」ということで、ジュール・ヴェルヌなど、宇宙を夢見た数多くの文学作品を残した文学者たちの功績が紹介されていました。
そして、いよいよ…
おー!いきなりスプートニク!!!
知らない人は「何のこっちゃ」でしょうが、1957年に旧ソ連が打ち上げを成功させた、人類初の人工衛星です。けっこう小さいんですね〜。
ケネディ大統領の「10年以内に人類を月に着陸させる」という、アポロ計画に関する有名な演説の映像も。
これは当時のテレビを模した展示です。いや〜、テンション上がる。
「PIONEERS(宇宙に挑んだ先駆者たち)」
ガガーリンを始め、訓練中や実際のフライト中に事故死した先駆者たちにも触れています。
先駆者たちの努力があってこその今なわけで、こういった展示は素晴らしいですね。
さてここから先が、いよいよメインの展示です。
宇宙博2014「NASA展示エリア」
ドーン!!と、アポロ17号。1972年に最後の月面着陸を成功させました。
ちゃんとアポロチョコの形してます。(あたりまえ)
展示の多くはレプリカなのですが、これはアポロ17号の司令船が実際に着水時に使用したパラシュート(実物)。
ところどころに焼け焦げた跡があり、着水時を想像したりして、ロマンを掻き立てられます。くーッ!!
ロケットとスペースシャトルの大きさ比較モデル。
やっぱり「サターンV」の大きさがずば抜けてますね〜。
これらは昔の宇宙服ですね。ちょっとしたツナギのよう。
昔の宇宙飛行士は、こんな簡易的な装備で過酷な環境に行ったのかと思うと、複雑な気持ちになります。
見どころの1つ、スペースシャトル「アトランティス」の操縦席!
えっ、計器のボタン多過ぎ…。
宇宙博2014「JAXA・日本の宇宙開発エリア」
ISS(国際宇宙ステーション)の「きぼう」日本実験棟、実物大モデルもありました。
当日は、野口聡一 宇宙飛行士のトークイベントがあった日で、撮影ということでテレビクルーと見物人が大集合していました。
(一般人の撮影はNGということで、遠巻きに収めました ^^;)
中は、想像してたよりも結構広いですね〜。
こんな場所で、野口さんや若田さんはフワフワ浮きながら仕事してたのか…と、軽く妄想。
寝るスペースは縦になっていました。
宇宙は無重力空間なので、壁全面が使えるんですね。
傍らにはスポーツ雑誌のNumberが。
宇宙で読むNumber、どんな気持ちになるんでしょうか。
何てことは無いんですが、やっぱりPCはThinkPadなのね…と、ひとりで感心してました。
ISS(国際宇宙ステーション)の10分の1モデル。
実物はこの10倍の大きさなのか〜、といってもいまいちピンと来ませんが…。
おー!小惑星探査機「はやぶさ」!!
映画にもなりましたが、人類史上初めて地球重力圏外にある天体の個体表面に着陸してのサンプルリターンに成功しました。我らが日本の誇りです。
撮影はNGでしたが、この展示の近くにはやぶさが持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子サンプル(実物)も電子顕微鏡で見ることができました。
ちなみに、小惑星「イトカワ」の微粒子サンプルは8/31(日)までの展示ということで、見てみたい!という方は早めの来場をオススメします。
宇宙博2014「未来の宇宙開発展示エリア」
火星探査車「キュリオシティ」!!
今もコイツが、遥か遠く火星で頑張ってくれてます。ういやつじゃ。
これは「ドリームチェイサー」。
民間企業のシエラ・ネヴァダ・コーポレーションが開発中の有人宇宙船です。
2016年の11月には、初めての軌道飛行を行う予定とのこと。
そして、「スペース・コンプレックス」。
これまた民間企業のビゲロー・エアロスペース社が計画中の、商用宇宙ステーションです。
宇宙旅行が身近になる日は、そう遠くないでしょう。
最近話題になった「レッドブル・ストラトス」のスーツとカプセルも。
こんなカプセルで高度39,000メートルまで上がって、そこからダイブして音速を超えたのか…って、凄すぎて訳が分かりません。^^;
南極にあったという隕石(L6コンドライト)は触ることができました。ありがたや。
出口付近には、ミュージアムショップならぬスペースショップが。
ここでしか買えないフィギュアのガチャガチャ(1回500円)もありました。
フィギュアの原型製作は、信頼と実績の海洋堂さん。
他にもいろいろとたくさん見どころはあるのですが、ここでは紹介しきれません。。
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しかしまぁ、圧巻の展示群にテンションは終始あがりっぱなしでした。
そして、改めて「自分って宇宙好きなんだな」と実感。
生きてる間に、この目で地球を宇宙から見てみたいですね〜。
▼SPACE EXPO 宇宙博 2014 | NASA・JAXAの挑戦[公式サイト]
お昼ご飯は、すぐ近くのファイヤーハウス(FIRE HOUSE)で食べました。
▼念願の「ファイヤーハウス(本郷)」で肉汁溢れる超ジューシーなハンバーガーを喰らう!!
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